数字で見る交通事故　平成29年（2017年）の栃木県小山市の交通事故

平成29年（2017年）の栃木県の人身交通事故

最初に栃木県全体の平成29年の交通事故について紹介します。

• 平成29年に栃木県内で発生した人身交通事故の発生件数は「4,865件」（平成28年は5,484件）。
• 栃木県内の交通事故による死亡者数は「95人」（平成28年は76人）。
• 栃木県内の交通事故による負傷者数は「6,061人」（平成28年は6,882人）。

栃木県全体の交通事故の特徴は、死者数の増加です。平成28年に76人だった死者数が95人となり、前年比で19人増加しました。
全国の交通事故死者数は「3,694人」で、前年比では210人のマイナスになりましたが、栃木県では死者数が大幅に増加しています。
また、人口10万人当たりの栃木県の交通事故死者数は「4.83人」で、全国平均の2.91人より多く、全国都道府県別では「ワースト7位」となっています。
交通事故の発生件数も、前年比で619件の増加を示しています。

栃木県小山市の交通事故

栃木県警の交通企画課が発表している「市町村別発生状況」（平成29年12月末現在）から小山市の交通事故のデータをご紹介します。
ここでは栃木県警の発表した市町村別の交通事故のデータに基づいて、独自にワースト順の表を作成してご紹介します。

（※参考：栃木県警交通企画課『市町村別発生状況（平成29年12月末現在）』
http://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/koutuu/sityouson29.pdf）

小山市の人身交通事故発生件数は「412件」、「県内ワースト3位」

平成29年に小山市で発生した人身交通事故の発生件数は「412件」でした。
同年に栃木県内で発生した交通事故の市町村別ワーストは、宇都宮市の1,548件の発生件数でした。ワースト2位は、足利市で発生件数は450件。ワースト4位は、佐野市で発生件数は346件でした。

栃木県の平成29年の市町村別「交通事故発生件数」ワースト順位

小山市の死者数は「12人」、「県内ワースト1位」

平成29年に栃木県小山市で発生した交通事故による死者数は「12人」でした。小山市は「交通事故死者数ワースト１位」を記録しています。
栃木県内の交通事故死者数は合計95人ですが、小山市の死者数はその内の「12.6パーセント」を占めています。
ちなみに県内の交通事故死者ワースト2位は、日光市の9人。ワースト3位は、宇都宮市の8人でした。

栃木県の平成29年の市町村別交通事故「死者数」ワースト順位

小山市の交通事故負傷者数は「507人」で「県内ワースト3位」

小山市で発生した交通事故による負傷者数は「507人」でした。
市町村別で交通事故負傷者数を比較すると、小山市は県内で「ワースト3位」になりました。県内の負傷者数のワーストは宇都宮市で、1,857人。ワースト2位は足利市で負傷者数は545人。ワースト4位は佐野市の449人。ワースト5位は栃木市の382人でした。

栃木県の平成29年の市町村別交通事故「負傷者数」ワースト順位

小山市の事故多発エリア

栃木県警では事故事件マップを公開しています。
http://www.machi-info.jp/machikado/police_pref_tochigi/infopage.html
この事故事件マップで交通事故発生状況を見ると、小山市中心部の小山市駅周辺、約３キロ圏に交通事故が集中して発生しています。 そのほかのエリアについては以下のようになっています。

• 旧国道４号の南北のほぼ全域に渡り事故発生件数が多くなっています。
• 小山駅の東側は特に事故件数が多くなっています。
• 県道339号の城北２交差点から東城南５交差点のホームセンターやガソリンスタンド付近にも多数発生しています。
• 旧国道４号から４号のバイパスにかけて東西につながる道でも多数発生しています。
• 国道50号線や県道33号線は最も事故の多い路線のひとつです。

交通事故はある程度、集中する場所がありますので、日常的によく通る道路や交差点について一度チェックして注意することをお勧めします。

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